修理:エアコンの風量が弱い(ダイハツ:アトレーワゴン)
連日の猛暑もあって、今年は特に、エアコン関係の修理が続きますね。
今回ご紹介するのは、ダイハツ・アトレーワゴンでエアコンの風量が弱いという症状。
この車は、交換式のエアコンフィルタはなく、その代わりに、メッシュ状の固定されたフィルタが付いています。
このフィルタ、ある程度使用しているうちに目詰まりしてしまい、徐々に風量が落ちてしまうんです。
今回入庫した車両は、風量を最大にしても、モーターファンが回る音は大きいものの、実際に出てくる風はとても弱かったです。
早速、フィルタの掃除に取り掛かるのですが、エアコンのブロアモーターの裏側にあるため、何点か部品を外さないと作業できません。
グローブボックスを外し、モーター手前にあるコンピュータユニットを外したところです。
中央部に見える、黒いモーターを外すと…
少しピンボケになってしまっていますが、奥にメッシュ状のフィルタが見えます。
エアブローしてあげると、フェルト状に固まったホコリがボロボロと取れました。
その後、バラシついでにエバポレータも清掃してあげると、見違えるように風量が上がりました(新車当時に戻るだけではありますが)