修理:サービスキャンペーン CVT油圧センサ市場措置

ミライースなど、CVT油圧センサのサービスキャンペーン該当のお客様には、ご迷惑をお掛け致します。
今回は、この作業風景をお伝えいたします。

今回、不具合の可能性のある部品は、CVT(変速機)油圧センサなのですが、該当部品はバッテリーの下に設置されているため、まずは周辺部品を外していきます。

バッテリーを外し、

バッテリーの受け皿を外すと、皿を固定していたブラケットが見えます。

このブラケット、ボルト3本で固定されているのですが、下2本を外すには、車両下側からでないと、手が届きません。

左前タイヤを外し、サイドカバーも外します。

手がギリギリ入る隙間から、ボルトを緩めていきます。指先の感覚だけで脱着するので、素手の作業でないと厳しいですね。

ブラケットが外れると、ようやく油圧センサが見えます。

左側が外した油圧センサ、右側が交換する新品です。
外した際、油圧センサからCVTフルードが漏れていなければ、元どおりにして、初期化作業などを行えば終了、なのですが、、、、

センサからフルードが漏れていると、最悪の場合、配線を伝ってCVTのコンピュータまでベタベタに。
この写真は、別の車両ですが、助手席のフロアマットが、垂れたフルードで汚れています。

CVT ECU(コンピュータ)のコネクタを外すと、フルードで濡れてしまっています。
こうなってしまうと、配線(エンジンルーム全体)とコンピュータの交換となります。

エンジンルーム内の配線を全て外すと、

これだけの配線の塊が。結構大変です(その割に工賃は安い・・・ブツブツ)

フルードの漏れがあった場合、部品を取り寄せるのに時間がかかる場合もありますし、作業自体も時間がかかってしまいます。
ご迷惑をお掛けしました!

 

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