CDやDVDなどディスクメディアは過去のものとなってしまうのでしょうか?

新型カローラ(セダン・ワゴン)が発売されました。カローラスポーツ同様、今の、そしてこれからのトヨタを象徴するモデルとして、魅力のあるお車となっていますね。

カタログを見ながら、私が注目したのはカーオーディオの設定。

トヨタ カローラスポーツ HPより転載。

7インチまたは9インチのディスプレイオーディオが標準装備されているのですが、車種専用設計となっていて、別のオーディオやナビへ交換できない設定になっているのです。
ディスプレイオーディオができるのは、ラジオの再生とブルートゥースとUSBの接続、バックカメラ、Miracast(スマホ画面を映す機能)。
オプションとして、TVチューナーやナビ機能を追加することができます。

ただ、カタログ上にも記載があるのですが、CDやDVDデッキは搭載されず、別途接続することもできなさそうなんですよね・・・
音楽を聴きたかったら、スマホからブルートゥースで飛ばすか、USB接続。
動画の場合も、USBに保存するか、YouTubeの動画をApple CarPlayやAndroid Autoで見るくらい。
既に手元にあるCD・DVDのコンテンツを再生しようとすると、PC上でデータをUSBに移さないとダメのようです。

伝え聞くところによると、今後発売されるトヨタ車は、順番にデジタルオーディオのみの設定となっていくそうです。
同じように車種専用設計のナビ・オーディオとなっているマツダ車は、ディスクメディアの再生ができるようになっています。

世の中がデジタルコンテンツ中心になっていくのは間違いないと思いますが、このタイミングでディスクメディアにさようならを告げるのは、どうでしょうね。
少なくとも、当店のお客様は、CDで音楽を聴く方も多いですし、遠出するときに後席ディスプレイでDVDビデオを見ながら移動する、なんて使い方も普通にあったりします。
せめて、汎用オーディオ・ナビへの交換ができれば良いのですが、それも無理。

昔あったFM飛ばしのCDチェンジャーのように、ディスプレイオーディオに対応したディスク再生機が出てくるかもしれませんね。

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