ロッキー ハイブリッド2 進化ポイント

ロッキーハイブリッドの登場に合わせ、2WDは、エンジン車・ハイブリッド車共、エンジンが刷新され、従来の1.0ℓターボエンジンから、新開発の1.2リットルエンジンに変更されています(4WDは従来通り1.0リットルターボエンジンです)。

ロッキー ハイブリッドのエンジンルームです。写真左側が1.2ℓの新型エンジン。
このエンジンは、高い熱効率による基本性能の向上により、低燃費と高い動力性能を両立させながら、小型軽量化や高い静粛性を実現しています。
従来のロッキーと比較して、ガソリン車で約10%燃費が向上(燃料消費率WLTCモード走行 20.7km/ℓ)、ハイブリッドでは更に高い燃費(燃料消費率WLTCモード走行 28.0km/ℓ)を実現しました。
ロッキー ハイブリッドは、シリーズ・ハイブリッドですから、モーターの力だけで走行します。
そのモーターの動力性能は、最高出力78kW・最大トルク170Nm。
従来の1.0ℓターボの72kW・140Nmと比較してもパワフルなもので、実際、十分な動力性能をもっています。

ラゲッジルームは、従来と同じ広さですが、床面のボード下の収納は、容積が狭くなっています。

というのも、ハイブリッドは、エンジンルーム内に補機(12V)バッテリーを置く場所がなくなってしまうので、ラゲッジスペース下に移設されているんです。

トヨタのハイブリッド車も、ラゲッジスペースに補機バッテリーを置いているものが多いです。
ちなみに、ハイブリッド車の場合、仮に補機のバッテリー上がり時にブースターケーブルを繋いで救援作業をする場合、助けられる側になることはできても、助ける側にはなれませんのでご注意を。

ガソリン車・ハイブリッド車とも、今回の改良で、スマアシ(スマートアシスト・予防安全機能)が進化しました。
夜間歩行者検知にも対応した新ステレオカメラが採用されたことにより、対車両・対歩行者の衝突回避支援ブレーキ機能の性能が向上し、対応する速度域も拡がりました。

  従来のロッキー 新型ロッキー
衝突回避支援ブレーキ機能
(対車両;約4〜80km/h)
(対歩行者;約4〜50km/h)
夜間歩行者検知可
(対車両;約4〜120km/h)
(対歩行者;約4〜60km/h)
衝突警報機能 (対車両;約4〜100km/h)
(対歩行者;約4〜50km/h)
夜間歩行者検知可
(対車両;約4〜120km/h)
(対歩行者;約4〜60km/h)
路側逸脱警報機能 -
ふらつき警報 -
電動パーキングブレーキ
(オートブレーキホールド機能付)
- ●(Xグレードを除く)

他にも、プレミアムG、プレミアムG HEVグレードに標準装備されるCTA(コーナリングトレースアシスト;旋回中に加速する時、車両のアンダーステア傾向を感知すると、車速とハンドル操作に応じたブレーキ制御を行うことで、車両が外側に膨らむことを抑制する機能)や外部給電(ハイブリッド車にオプション・AC100V 1500W)など、安心・安全装備が充実しました。

当店では、試乗車もご用意していますので、ぜひご来店ください。

 

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