ご自分でタイヤ交換するときにはお気をつけを。
季節も春ですね。
この冬は、寒かったこともあり、当店周辺、愛知県南部でも積雪が数日ありました。
滑りやすい路面でも安心のスタッドレスタイヤも大活躍の冬でしたね。
ただ、スタッドレスタイヤ、乾燥路面や雨などによる濡れた路面では、夏タイヤより性能が劣るため、1年を通して履き続けることは推奨されていません。
やはり、暖かくなったら、夏タイヤへ交換することをお勧めします。
ご自分でもタイヤの履き替えはできますので、チャレンジされる方も多いと思います。
慣れていらっしゃる方には当たり前のことでしょうが、時々あるミスをご紹介しようと思います。
この写真は、お客さまがご自分で作業されたホイールの締め付け状態なのですが、間違い、わかりますか?
答えは、、、ナットの向きが反対なんです。
片側が塞がれている袋ナットだと、こういった間違いはないのですが、貫通ナットだと、こういった間違いをしてタイヤを締め付けられているお車を数回見かけたことがあります。
斜めになっている方が奥側、が正解。
写真の状態ですと、ボルトとネジの接触面積が小さいため、十分に締結されていないですし、座面に傷をつけてしまいます。
他にも、
- ストレートナット(トヨタ車などで採用されています)や球面座のナット(ホンダ車)を使って、テーパー座の社外汎用ホイールを締め付けている。
- 締付トルクが強すぎる、または弱すぎる。
- 回転方向の決まっているタイヤを正しく取り付けていない。
- ナット・ボルトのネジ山部分が傷ついているものを強引に締め付けている。
- 交換後の空気圧調整をしていない。
などに注意して作業してくださいね。