電子車検証について。
今年から、普通車の車検証が変わり、電子化されました。
ぱっと見の変化として、今までのA4サイズの車検証から、ほぼ1/4サイズになってしまいました。
印刷面が狭くなった分、文字が小さくなって見辛いのはまだ良いのですが、使用者の住所や車検満了日なども印刷されていません。
印刷されなくなった情報は、車検証右側に貼り付けてあるICタグの中に電子化されて記録されています。
この裏側にICタグが貼り付けてあります。中のデータを見たいときは、スマホなどのアプリを使って読み取るようになっています。
NFC対応のスマホであれば、情報を読み出すことができます。
今までの車検証は、車検更新時に新しく印刷されたものと交換していたのが、ICタグの情報を電子的に書き換える方法に変わりました。
スマホなどを使わないと車検満了日が分からないので、うっかり忘れて車検切れにならないか心配な方もいらっしゃるかもしれませんね。
普段お付き合いされている車屋さんがあれば、ハガキや電話で案内はあるかと思いますが、、、
また、自動車保険の手続きの際にも、データの読み取りが必要となる場合もあるかと思いますのでご注意を。
取り扱い上の注意点としては2つ。
- 小さいので無くさないように!
- 折曲げ厳禁です。薄い紙製のため、簡単に折り曲がりますし、特にICタグ部分を折ると、壊れます(電子データの読み取りができなくなります)
なぜクレジットカードのような硬い材質のものにしなかったのか、、、、
何気なくグローブボックスの中に収納していて、その他の小物を色々詰め込んでしまうと、気付かないうちに折れ曲がってしまう可能性がありますので、ご注意くださいね。
ちなみに、来年からは軽自動車も電子化される予定です。