朝一番などの冷間時にエンジン不調〜トヨタ シエンタ

朝一番などの冷間時にエンジン不調〜トヨタ シエンタ

冷間時にエンジンの調子が悪く、アイドリングが不安定だったりエンストしてしまうとのことでした。
暖機後は、調子良く走行できるそうです。
初めて入庫の車両だったため、まずは基本的なところを点検、整備していきました。
スロットル清掃、プラグ交換などをして一旦様子見していただきましたが、数日すると再発してしまうとのこと。
診断機を繋いでエンジンのライブデータを確認すると、エンジン負荷値が高めだったことから、EGR周辺の不具合が疑われましたので、EGRバルブ周りを分解してみました。
結果、EGRの配管はそれほどでもありませんでしたが、バルブ周りはカーボンの堆積・固着があり、これが原因でバルブを閉じ切ることができず調子が悪かったようです。
ちなみに、EGRというのは、ガソリン燃焼後の排気ガスを吸気側に戻す装置のことで、排気ガスが環境に悪い物質を含まないようにコントロールするためについています。
ただ、カーボン(排気ガス中の煤など)を含んでいるため、これが堆積するなどして悪さをすることもあるんですよね。
清掃後、エンジンの調子が戻ったことを確認してお戻ししました。

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